Awesome footBaller! でいつもお世話になっているTさん夫妻がカフェ『-Photo & Cafe- Junction City』を2009年5月に出店していたことを今さらながら知り年末のお忙しい中お邪魔してきました。
新井薬師の商店街を行くと現れたお店。
落ち着いた店内。
及川USAを発見!(二日酔いで手ぶれしてしまった。)
Tさん夫妻のX2、3に掛ける思いをお聞きし、このリーグがいかに面白い存在であるか再認識させられました。また一番身近で、尚且つ一番客観的にリーグを観られているからこその数々の興味深いお話をお聞きし大変意義のある時間を過ごさせていただきました。
選手の皆さんが一番関心があるであろう写真は過去15年分のほぼ全部の試合を保管しているとのこと。写真はTさん夫妻の作品であり、子供であり、分身であるため選手諸君が写真を希望する場合は前もって連絡が必要。と言うのも最高の状態で写真を見ていただきたいとのことで、構図、色使いも納得したものを見ていただき選手皆さんやそのご家族の喜ぶ顔が何より嬉しいとのことです。
あと、来店しているのは一般(フットボーラーではない)のお客様がほとんどですので選手の皆さんで行くときには前もって予約連絡(03-3389-4766)したほうが無難ではないかと思います。
大晦日のお忙しいときにいきなりお邪魔して大変失礼いたしました。
Seagulls TV の更新は今年最後になります。今年は色々ありましたがご覧頂き真にありがとうございました。あんど良いお年を!
2009年12月31日木曜日
2009年12月28日月曜日
入替戦!!と馬鹿にすんな川崎餃子の王将
2009年12月25日金曜日
頑張れ!長井SD 鴎長会便り 『わしが育てた!』
「接戦に弱い」 司令塔バッサリ
2009/12/25
先日13日、川崎・コリアンタウンの焼肉・翠琳で開かれた「鴎長会」の年間最大行事である平成21年度を締めくくる総会と会員の懇親を目的としたディナーパーティーの詳報をお伝えしよう。
まず総会である。本来は毎年の決算、予算と事業の実施状況を報告する場であり、今年もあらためて審議するような改善点はなかった。
総会で承認をいただく役員改選については、常任幹事だった婦人部会長のみちよさんが9人目の副会長に昇格。新たな常任幹事として、これまで幹事長付きを務めてくれていた毛利山社長と加藤(彰)代表取締役を選任した。それぞれゴルフ部会長補佐とパーティー部会長補佐に就任してもらった。
みちよさんは大阪出身で筋金入りのシーガルズファン。長井シニアディレクター(SD)とも非常に懇意で、数年前みちよさんがデザインしてブームになったクールビズファッションのモデルとしてSDが一肌脱いだ経緯もある。毛利山さんと加藤(彰)さんは、SDもよく食事に連れていったりする仲で、次世代の鴎長会を担う若いやり手経営者だ。
多忙な方が多くやむを得ないのだが、予想外のパーティー欠席者が会のトップに相次いだ。そんな時に、筆頭副会長の吉野会長は総会での議事進行をはじめ、パーティーでも率先して鴎長会のハッピを着込んで、開会あいさつから記念品の受け取り、来賓へのあいさつなど一切をこなしていただいた。実にありがたかった。
今年のパーティーの目玉は『長井SDと後藤サダヲ解説トークショー』だ。この2人は関東学生の二橋大、Kei大の鎧球部新入生として顔合わせして以来、何と42年の付き合いだ。新人だけで100人を超える当時の両校で1年生でサイドライン入りしたのはこの2人しかいなかったと聞く。
本音さく裂の内容なので、2人からの条件は「シーガルズ番記者をはじめ、マスコミ取材一切禁止」という過激なものだった。身内の私が紹介するのだから、多少はお許しをいただけると思うのでその一端をご披露する。
今年のリーグ戦の行方については「(リンズ)ダニエル(ライズ監督)が一生懸命やってるから。今年は(シーガルズは)遠慮するよ」といきなりやった。
その理由として「確かにシーガルズは優勝争いする力はある。しかし、(ライズに)こんなに走らせたらアカンわな。今年のシーガルズは競ったゲームに弱い。チョメ月はそこのところをよく考えんとアカン」とチームの弱点をズバリ指摘した。
チョメ月の主将としての資質に苦言を呈したのは、6月20日の試合でOLの及川USAが、ライズのDLにセカンドダウンからの微妙なパスプロを「ホールディング」と判定され、次のプレーでダメ押しのインターセプトされる伏線となった場面についてだった。試合終了後に審判室に抗議に押しかけ、さらに翌日にビデオまで持ち込んで連盟に提訴しようとした態度に触れ「私だったら、ホールディングと判定された瞬間に行きますよ。その時に出ないで、翌日にビデオ持参? “そんなん放っとけ!”と思ったね。ライズ戦で判定勝ちは昔から無理なんです。そんなこと今ごろ言ってるようじゃ今年は勝てない。ライズには徹底的にKO勝ちするくらいの試合をしないと」とその優柔不断な態度をしかったのだ。
返す刀で二橋大の伊能又監督も切った。今年のしぶといチームカラーについて「そりゃそうだよ。大半の選手は私が育てたんだもの、力のある連中ばかりだよ。二橋が優勝しようと思ったら、守備の切り札を出す展開にさせたらアカンのや。それにしても、今年の終盤はすごく楽しかった。二橋と横黒が最下位争いしたでしょ。本当はどっちが負けてもよかったんや。皆、私の教え子みたいなもんやから。まぁどっちのチームも監督が監督やからなぁ、どっちが勝っても大したことない。つまりね、名将とか言われるけどすべて選手のおかげなんです。選手に力があって初めて監督は優勝を目指して戦えるんです。そこを勘違いしてはいけないな」とバッサリ。
今のシーガルズ首脳陣について、二橋の後輩、あまねを指して「アイツは学生時代からいつも笑ったような顔をしているんです。本人は真剣なのに、見ると笑ったように見えるんだな。よく先輩にこっぴどくしかられてましたよ。でも、チームにはあの明るさが必要ですよ。もう一つの顔(ピンクの仏頂面)とバランスが取れてちょうどいい」と評した。
パーティーの締めは、新副会長のみちよさんがしゃべった。「長井SDと後藤サン、男の友情はカッコいい。私はいつまでも“カモメの長井さん”でいてほしい。今、シーガルズの新しいユニホームを手掛けています。デザイン料などいらない。新しいネイビーファッションを見せるつもりです、期待してください。最後に新副会長として、もっと女性のカッコいいファンを鴎長会にたくさん加えることを約束します」と話してくれた。
次は新春のパーティーだが、来年はグッと大人の雰囲気で落ち着いて楽しんでもらえる趣向にしたいと思っている。
(東京長井さん後援会「鴎長会」幹事長記)
2009年12月24日木曜日
所詮・・・!
送信者 Seagulls 2009 |
■所詮・・・!
三井物産シーガルズなーきーコーチのブログ
本日忘年会の帰り酔っぱらいに絡まれ、鼻血は出ましたが無事勝利する事ができました!
たくさんの方の応援本当にありがとうございました!
今日は個人として最後まで手を抜かずに飲めたことがよかったかなと思います。
しかし飲兵衛としても個人としても細かいミスがあったのでしっかりと修正したいと思います。
実際に飲んでみて正直な感想・・・・。
豆腐を飲んでいるようなような感じでした・・・。
自分の納得のいく飲みは0・・・・。
相手に合わせないとずっと言い続けていましたが、できなかった・・・。
自分から飲まない酔っぱらいに対しての飲み方も考えないと・・・。
しかし、酔っぱらいにも考えてほしい所があります!
酔っぱらいのお酌にいったら相手の酔っぱらいが自分から道を空けるように逃げていきました・・。(違っていたらごめんなさい・・・・。あくまで僕の感想です!)
これでいいのか??
酔っぱらって絡むのももちろんいいと思うけど、楽しくやるにしてもやるからには全力で飲むべきなのでは・・・?
僕も高校の友人と今でもたまに飲みに行きます!
友人がたまに飲みで飲みのトップと言われる酔っぱらいを連れてきたりするけど、自分がお酒を本気で飲んでないからといってやっぱり全力で飲まないとつまらないと思うから全力で飲みます!
このブログはあくまで僕の個人のブログなので、酔っぱらい全般としてではなく個人の意見として捉えてもらえればと思います。
今夜の酔っぱらいも他の酔っぱらいの方も銀座のクラブほどではないにせよ多額の飲食費を払って飲んでいるはず・・・。
お金を払って飲んでくれる飲兵衛がいるはず!
飲んでいる自分を支えてくれる家族がいるはず・・・・。
自分のためにもファンや家族のためにも仕事もプライベートも飲みもどんな状況でも全力で飲むべきだと思います。
批判を覚悟で今回書きました・・・。
このブログを見て多くの方が何かを感じて、次の飲みに少しでも飲みに来た方が面白いと思ってもらえる飲みをしたいと思います。
どんな状況だろうと飲むからには常に全力で飲んでいただければと思います。
まぁとは言っても僕らのする飲みは次も変わりません・・・。
次戦は12月2X日XX時から焼肉やまだにて VS焼肉
応援よろしくお願いします!あんどメリークリスマス!
※参考元 削除済
2009年12月23日水曜日
#25 Satomiポリス次戦も出動願います(。・ω・)ゞ
送信者 Seagulls TV |
いつも完全にマイペースな#25 Satomi。エースの休場、怪物の台頭にもどこ吹く風。だがしかし、ペースを乱す奴には容赦しない。最終戦はポリスがスタンドで監視していたにも関わらずタックラーにツーパンを入れイエローフラッグ、過失傷害事件となった。祝勝会でポリスに尋問を受けたか受けなかったかは不明だが、その夜逮捕監禁された模様。来年もそのキレっぷりをX3ファンのみなさんにお見せすることをお約束します。
前科一犯
おい25!
2009年12月22日火曜日
要は、勇気がないんでしょ?
■「だせぇ」
ちょっと昔の話。今よりも僕はずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。
でまぁ、当時も今と変わらずへたくそで、
フットボール仲間と飲みながら「みんな練習に来ない、だから試合も集まりが悪いんだ」と文句言ってたのです。
新宿で。
したらまた、この友達が「じゃあ、わかった」と言うのです。「今からみんなに連絡を取る」と。
主将になりみんなに直接連絡なんかしたことないオレは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。
でも友達は、少し遠くで飲んでいる2人の女子マネージャを指さし、「彼女らに言って協力してもらうよう言って来ようぜ」と言い、席を立ちます。
オレは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがにうざいっしょ」とか言って止めます。
友達は「嫌がられたら戻ってくればいいんだよ」と言ってましたが、オレが動こうとしないので行くのをやめました。
「じゃあ、今から、全員呼び出そうか?」と友達は言います。
「逆にそっちの方が難易度高いだろ」とオレは顔をしかめます。
「でも集まりが悪いんだろ? だったら集まるようにするしかないだろ」と友達は口調を強めます。
「そうだけど、もっと普通に集まって欲しいというか」とオレ。
「なに、普通って?」
「練習とか、ミーティングとか、そういう…」とハッキリ言えない自分。
「じゃあ、オレが今からみんな呼んで集まってもらって説明して、それで練習の重要性を説けばいいか? それは普通だよな」という友達。
「それは…、だけど、ほら、お前もこの前言ってたじゃん。イヤイヤ参加している奴が多いとか」
「は?」
「その…」
「…イヤイヤじゃねぇよ。なんとなくだよ」
「あ、そうだったね。…でもオレ、なんとなくとか、少し苦手だし。そこまで集まって欲しいわけでもないし…」
友達はオレの顔をじっと見つめながら、一言、
「だせぇ」
と言いました。
ごちゃごちゃ言ってるけど、お前の統率力が無いだけじゃん
彼は言います。
言い訳をして、さも「こういう事情なんだ、だからしょうがないんだ」って言うけれど、
統率する能力がない自分を必死になって正当化してるだけじゃん、と。
みんなが集まるよう努力する勇気もないやつが、集まりが悪いとか言うんじゃない。
どうせみんなに集まってもらうよう言えって言ったとすれば「無理やり来てもらうような練習では…」って言うし、
ミーティングを頻繁に行えって言えば「ああいう雰囲気は苦手だし、そういうことは会社と両立出来そうにない」とか言うだろうし、
みんなで仕事を分散してやるって言えば「いや、彼も、誰も忙しそうだからって」って何かにつけて言い訳するんだろ?
だったら「自分にはチームを統率する能力がないんです」って素直に認めて文句言うんじゃねぇよ。
そっちの方が、よっぽど何かってときに力になりたいってと思うし、
つーか、できない理由並べて、今の自分を否定させずに、わかってもらおうとするその魂胆がだせぇ、と。
あれは恥ずかしかったなー。すげぇ。恥ずかしかった。
その場は言い訳もできず笑ってごまかしたけど、家に帰ったら彼の顔とセリフが思い浮かんで、
布団の中で「でもさ、でもさ」と必死に言い訳考えてた。
オレにはオレの事情があるんだ、しょうがねぇじゃんかよって。ウルフルズの「ええねん」聞きながら(笑)
ひとしきり考えたら、そんな自分を「だせぇ」って思った。
2009年12月21日月曜日
パスを求めてくるWRしねばいいのに。
■パスを求めてくるWRしねばいいのに。
サイドラインに帰ってきてべたべたくっつきやがって。次のシリーズつらいからそろそろ休ませろ。酒臭い口も閉じろ。
話題もないのに話そうとすんなひとりにさせろよ。その時間こっちは別のことしてたいんだよ。つうかテリトリーに勝手に入ってくんなしね。
捕る気満々のくせして深い意味じゃないとか何バカなこと言ってんだよ。てめえあんだけパス捕りたいとか言ってんじゃねえか今更何言ってんだよ。
WRだから仕方ないだろとかプライドなさすぎだろ。欲望に忠実なだけの獣だって自分から吹聴してどうすんだよ。仕方ないとか言ってんじゃねーよ。
ムラムラする?してろよ。こっちはしてねえんだよ。嫌々パスにつきあってやってんだよ。感謝しろよ。感謝して一人の時間作らせろ。
2シリーズに一回は足りないとか頭おかしいんじゃねーの。2シリーズ一回でも多いわ。1試合に一回で我慢しろよ。
我慢できない?キャッチボールしてろ。おまえボール捕ればいいんだろ。こっちは肩を駆使して痛い思いしてるんだよ。
なんで俺の所に投げないの;;とかキモすぎるからやめろ虫唾が走る。
これでもまだパス好きな自分死ねばいいのに。
2009年12月20日日曜日
吉野家コピペ
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
昨日、近所のX3の試合会場に行ったんです。X3。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいでうるさいんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、チアまでいるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、あのチーム如きで普段来てないX3に来てんじゃねーよ、ボケが。
あのチームだよ、あのチーム。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人でX3か。おめでてーな。
よーしパパ、チームグッズ買っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、X1のチケットやるから静かに見ろと。
X3ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
こっちのサイドラインとあっちのサイドラインの奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと始まったかと思ったら、隣の奴が、リターンで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、リターンなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、リターンで、だ。
お前は本当にリターンをわかってんのかのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、リターンって言いたいだけちゃうんかと。
X3通の俺から言わせてもらえば今、X3通の間での最新流行はやっぱり、
オープンブロック、これだね。
タックルのオープンブロックの手の使い方。これが通の見方。
オープンブロックってのはちょっと掴んでるけどね。そん代わりロングゲイン。これ。
で、それにタックルの手の使い方。これ最強。
しかしこれを注目して見ると次から審判にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、X1でチアでも見ていなさいってこった。
参考 吉野家コピペ
2009年12月19日土曜日
及川USA伝説
送信者 Seagulls 2009 |
* 1プレー3サックは当たり前、1シリーズ3タッチダウンも
* カバーチームで始まってファーストプレータッチダウンを頻発
* 及川USAにとってのサックはコンテインの出来そこない
* オフェンスラインなのにタッチダウンも日常茶飯
* 一回のタックルで腕が10本に見える
* ラインに立つだけで対面が泣いて謝った、心臓発作を起こす対面も
* あまりに凄すぎるから息しただけでもフォルススタート扱い
* そのプレーでもサック
* QBを一睨みしただけでボールが及川USAの方向に飛んでいく
* 試合の無い出勤日でも2サック
* 試合中にシーズン200サック記念達成花束も焼肉屋で受け取った
* 手を使わずに目でタックルしたことも
* 自分でスナップを出し自分の投げたボールを自分でキャッチしてタッチダウン
* ファンブルリカバータッチダウンなんてザラ、両エンドゾーン2往復することも
* オフェンスラインでサックした
* 観客のヤジに流暢な英語で反論しながら背面キャッチ
* グッとガッツポーズしただけで14点くらい入った
* 自陣の深い位置から相手陣10ヤードの攻撃も処理してた
* 自分のタックルした相手に飛び乗ってスタンドまで行くというファンサービス
* あまりにサックが多いので最初から諦めた相手QBが及川USAの横にセットしていた時期も
* フルタックルすると周囲に怪我人が発生するので力をセーブしてた
* 及川USAの場外タックルに米軍のレーダーが反応してしまうので試合中は警戒されていた
* 相手のホールディングで80ヤード下げさせた
* 及川USAがタックルした相手のヘルメットが飛んで観客席で見ていた子供が捕ったらすでにメットに及川USAのサインがしてあった
* 10人でブロックに来たので取られたように見えたが、実は残像で本体はすでにファンブルリカバータッチダウンしていたことも
* QBの投球と同時にDTの位置から走り出し、DB,WRを追い抜きインターセプト成功
* タックルは常にセーフティー
* 2009年アメリカ10大事件 第一位「及川USAのブロックミス」
* NFLではタッチダウンを捕る前に及川USAの許可が必要
* ファンサービスで手が回らなくなり二人に分裂したことも
* 投げたボールがレーザービームでWRが捕れずイージス艦撃沈したのはあまりにも有名だったんだがなあ
* 及川USAがタッチダウンキャッチとか、役割間違えてるんじゃないかパスプロできねーじゃねえか…
* この前のサイドラインからのタッチダウンパスはビビッたな
* しかしあれだけサックのイメージが付きながらずっとインターセプト王をキープするなんて凄いな
* サイドラインからセーフティできるのは及川USAくらいなもんだ
* 2プレー連続タッチダウンは「今日はカレーが食べたい」という暗号
* 街で及川USAが歩くだけで物価が上がるらしいよ
* タッチダウンランもガンガン決めてるけどスローでよく見ると競歩なんだよな
* 及川USAって政府とソニーが開発したサイボーグだろ?
* 及川USAのタックルのおかげで、身長が3センチ伸びました
* 及川USAがスタンドに居るとき、たまたまボールが及川USA直撃しようとしたんだけどそのとき及川USAが蹴り返し遠いほうのゴールポストの間を通しやがった。まったく凄いやつだぜ。
* 及川USAを鉄アレイで殴りつづけても死なない
* エルニーニョの原因は、及川USAが観客に手を振ったせい
* 及川USAにサックされたことにまだ気づいていないQBも多い
* 有名な話だけど及川USAの投げるパスってかなり出力抑えてるんだってな WRに収まる様に
* 最近ではUFOって及川USAのタックルした奴なんじゃないかという話も出てきてる
* 進水したばかりのイージス艦既に及川USAのタックルされた奴が川崎からレーザービームで飛んできて撃沈済み
* 自陣でインターセプトをくらったが、あまりの反発力にタッチバックとなり審議でもめたのは意外と知られていない
* 及川USAってタックリングマシンから生まれたんだよね
* 病気の子供に普通にパスプロすることを約束
* 及川USAいわく、生まれてきて一度も走ったことがないらしい
* 及川USAの被るメット、ショルダーは、防具ではなく、拘束具
* 左手のみで80連続タックルをしたこともある
* 及川USAを驚かせた人間は及川USA自身だけ
* 及川USAの防具は上下合わせて80キロの重さである
* リストバンドはああ見えて片方30キロある
* 及川USAは実はまだアメフトのルール分かってないもんな。本気でルール覚えたらスゲエ事になるぞ
* 及川USAの防具は実は新聞紙でできている
* 及川USAが場外タックルした奴が地球を一周してきてロングゲインになったこともある
* じつはオフェンスライン時に使っているのは小指だけ
* 及川USAは渡米した際も泳いで行ったという事実も
* 守備時に及川USAが両手にグローブを付けるのは余りにも有名だが実は2重にしててグローブ(拘束具)で自分の暴走する力を抑えるためだとか…
* そろそろ及川USA規制法が採決されるってガチ?
* ポンプアップしすぎるせいか試合前ウォームアップでユニホームが2枚ほど破ける
* 冥王星が太陽系から外されたのは、及川USAの場外タックルが冥王星に直撃して公転軌道がズレータため
* 及川USA対策のためにライン10人シフトが許可されたが、なんなくサックを決められたのは有名
* 守備時にDTにいるのは及川USAではなく及川USAの残像で及川USA自身はすでに家に帰って寝ているらしい
* 及川USAにとってアメフトは一番苦手なスポーツ
* 及川USAの正式名称は汎用ヒト型決戦兵器
* 及川USAの体液がオリンピックの禁止薬物に指定されているのはあまりにも有名
* 及川USAは以前、場外タックルで飛んで行った相手選手が歩いていたお婆さんにぶつかりそうになったのを遠目に見て危ないと思いキャッチしたことがある
* 及川USAが走るときに前にブロッカーがいると大迷惑。ブロッカーが遅すぎて当たると味方が怪我をするから。
* 防具一式を家に忘れてきたのでトイレにあった便所スリッパを履き掃除用バケツをかぶり8サック5タッチダウンをとったのはあまりにも有名
* ノストラダムスの予言が当たらなかったのは飛来した隕石を及川USAがタックルしたから
* 及川USAは、いつも店先のトランペットを物欲しそうに眺める少年にアメフト用具一式を買ってあげたことがある
* 及川USA「アメフトは一人でできる」
* 及川USAの歯ブラシは尾骶骨パッド
* 及川USAは球場に乱入してきた数匹のゴリラと素手で乱闘し、サイドラインに沈めた
* このあいだ沖縄に派遣されてたF22ラプターも「及川USAとの交戦は許可しない。レーダーで察知したら即逃げろ」って交戦規則で縛られてたくらいだからな
* 及川USAがプレイするドラクエはボスが逃げる
* 及川USAはムーンウォークですらチーターの速度を超える
* 及川USAのワンタックルで2chの鯖が5つ飛ぶ。と思ったら時間差(再放送)でまた鯖が飛ぶ
参考 イチロー伝説
2009年12月18日金曜日
彼氏が試合でラバー軍手使ってた。別れたい…
■彼氏が試合でラバー軍手使ってた。別れたい…
ラバー軍手だと整列で並ばれた時なんか恥ずかしいww
下向いちゃうしww
フットボーラーにはせめて専用のグローブ使って欲しい・・・
緑のラバー軍手のままとかでスタンドに向かって手を振られたら・・・・もう最悪ww
せめて普通にナイキやアディダスぐらいは使って欲しい。
常識的に考えて欲しいだけなんです!
ラバー軍手で手を振られた時の恥ずかしさとか分かる?
あのね?たとえば週末の試合に彼女連中とかと行くでしょ?
それぞれの彼氏が彼女とか友達に手を振ったりするわけじゃない?
みんな普通にアンダーアーマーやニューマンやリーボックやミズノ使ってるわけでしょ?
そんな中、ラバー軍手で手を振られたら大恥かくでしょうがww
※使用中の各位 他意はない。
2009年12月17日木曜日
感謝の気持ち
いつも暑い中、寒い中ビデオを取ってくれてありがとう。10年後に感謝の気持ちが湧いても伝わらないこともある。感謝する気持ちは今伝えよう。
※マネージャーのみなさん。まじでいつもありがとう。そして御免して。感謝の気持ちを表すのが下手なみんなでお詫びと穴埋めします。
2009年12月15日火曜日
#11 Mitavon 2009 Winter
送信者 Seagulls 2009 |
最終戦も遠くから来て頂いた両親分のタッチダウンを決めた#11 『Mitavon』。ご両親の祝勝会への招待には頑なに拒否していたMitavonだが来年こそはしっかり招待、そして『Show T』からタイトルを奪う!
※BGMが上手く付かなかった。すまん。
2009年12月13日日曜日
もしX3の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
もしX3の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
■はじまり
もしX3の女子マネージャー(名前は仮にはるちゃんとしよう)が、ドラッカーの「マネジメント」を読んだら、彼女はきっと驚くだろうな。なぜなら、そこには彼女が所属するアメフト部と、彼女自身のことが書いてあるからだ。
「マネジメントなしに組織はない」
「マネジメントは企業だけのものではない」
「マネジャーをしてマネジャーたらしめるものは、成果への貢献という責務である」
「所属するアメフト部に何とか成果を出させたい。そのためには自分に何かできることをしたい」
そう考えていたはるちゃんは、この本が「自分のために書かれたもの」であることを確信する。だから以降、そこに書かれていることを脇目も振らず実践するようになる。
■アメフト部におけるマネジメントの役割
はるちゃんは、「マネジメント」を読み進める。するとドラッカーは、マネジメントには三つの役割があると説く。そこではるちゃんは、それらについて一つ一つ自分に当てはめて解釈していく。
「だから……」とはるちゃんは思う。
「ただ勝つだけではダメなんだ。見る人に、夢と、希望と、勇気を与えられるような、正々堂々とした勝ち方でなければ……!」
■最初に実行すること
さて、そうして「マネジメントとは何か?」ということは分かった。ただ、それを実行するにはどうしたらいいのだろう?
しかし、それについて悩んだりする必要は全くない。なぜなら「マネジメント」には、ちゃんとそのことも具体的に書かれてあるからだ。
ドラッカーは言う。まず「われわれの事業は何か」を問えと。
そこではるちゃんは、それを自らに問うてみる。すると、そこで出てきた答は「アメフトをする」というものだった。
ところが、その先を読み進めてみると、
「『われわれの事業は何か』との問いに答えるには、顧客からスタートしなければならない」
「したがって『顧客は誰か』との問いこそ、ここの企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである」
と書かれていた。
「顧客!」
はるちゃんは愕然とする。これまでアメフト部に顧客がいるなどとは、つゆほども考えたことがなかったからだ。
しかし、彼女は考える。
ドラッカーがそう言うなら、それはきっとそうなのだろう……
そうして、彼女は生まれて初めて「アメフト部の顧客は誰か?」ということについて考える。
長い時間考えて、彼女はようやく、それについての答を出す。
アメフト部にとっての顧客――それは、「アメフトを見てくれる全ての人々である」と。
Xリーグ――特にライスボウルは、人々の注目があるからこそ成り立っている。アメフトを見てくれる観客がいて、はじめてあの熱い舞台が生み出された。そもそも、見てくれる人がいなければ東京ドームという大きな球場で試合をすることもなかったろうし、テレビや新聞にも取り上げられることはなかったろう。なるほど、全ては「顧客」があってこそなのだ。わたしたちの夢も、アメフトを見てくれる顧客がいたからこそ、はじめて抱くことができたのだ。
■アメフト部とは何なのか?
そういう考えに思い至ったはるちゃんは、大いなる興奮に包まれながら、なおも先を読み進める。
そんなはるちゃんに、ドラッカーは新たな質問をくり出す。
「顧客はどこにいるか。何を買うか」
それについて、はるちゃんはまたもや考える。
最初に、顧客がいる場所。
まずは、大会を見てくれる近隣地域だろう。でも、アメフトファンは日本中にいる。だから、日本国中ということも言える。
次に顧客が買うもの。
これの答は、比較的簡単だった。それは「感動」だ。
はるちゃん自身、アメフトを好きになったのも、そしてライスボウルに憧れるようになったのも、子供の時にライスボウルの中継を見て、それに感動したからだ。かつて自分がまだ「顧客」だった時に、アメフトで感動を「買った」のだ。
それらのことを踏まえたうえで、はるちゃんはあらためて「われわれの事業とは何か」と問うてみる。すると、出てきた答は最初のものと違っていた!
今度出てきた答は「感動を与える」というものだった。これまで、アメフト部は「アメフトをする」ための組織だとばかり思っていた。しかしそれは違っていた。アメフト部は、まず何より「感動を与える」ことが事業だった。アメフトではなかったのだ。それよりもだいじなものがあったのだ!
■アメフト部におけるマーケティングとイノベーション
はるちゃんは、目眩にも似た衝撃を受けながらも、さらに読み進める。
次にドラッカーは、「企業の目的」を説明する。彼はそれを「顧客の創造」だと説いた。そして企業は、この目的を果たすために、二つの基本的な機能を持つと言う。それが「マーケティング」と「イノベーション」だった。
ドラッカーは、この二つに対してさらに突っ込んだ説明をする。
まず「マーケティング」。
ドラッカーは、「マーケティング」とは、「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問うことであると言う。
そこではるちゃんは考える。
われわれが売りたいのは……それはアメフトだろうか? でも顧客が買いたいのは、さっき考えた「感動」だろう。だから、なるほど、そうか。それを知ることが、マーケティングということなのだな。
次に「イノベーション」。
「イノベーション」とは、「新しい満足を生み出す」ということだとドラッカーは教えてくれる。彼は言う。成長なくして前進なしと。マネジメントは、常に何か新しい価値を生み出していかなければならないと。
そうなのか、とはるちゃんは思う。わたしが味わったような感動を、再現するだけではダメなんだ。それは追求しながらも、それとは別の、またもっと何か新しい価値を生み出していかないと、わたしたちは前進することができないのだな。
イノベーションについても、はるちゃんはこれまで全く考えたことがなかったので、この時は価値観を揺すぶられるような、見慣れた景色が昨日までとは全く違って見えるような、そんな不思議な感覚を覚える。
■アメフト部の新たな目標
さて、アメフト部が何かというのは分かった。また目標が何かと言うこともはっきりした。そうなると、今度は「目標」を立てることである――ドラッカーの本にはそう書いてある。
そこではるちゃんは、それに従ってアメフト部の具体的な目標を立てることにする。
まず立てるのは「マーケティングの目標」である。
これについては、「集中の目標」と「市場地位の目標」を決めろと、ドラッカーは言っている。
「集中の目標」というのは、自分たちが注力するところをはっきり決めろということである。そしてその注力をするところ決めるために「われわれの事業は何か」を問えと言ったのだ。
だから、注力するところはもう決まった。それは、「見る人に感動を与える」ということだ。今日からアメフト部は、そのことを目標に活動していく。
もう一つの「市場地位の目標」。これは、何も一番を目指すことがベストではないと、ドラッカーは言う。
「市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である」
なるほど……であるなら、何もライスボウル優勝というのを目標とする必要はないのかも知れない。今の私たちにでき、なおかつ求められるものの中で、「最大」ではなく「最適」の感動を与えること――それが、わたしたちの「市場地位の目標」ということになるのだろう。ただ、それだけでは具体性に乏しいので、ここはやはり「X3最強」ということにしよう――と、はるちゃんはそう決めるのだった。
「マーケティングの目標」が立ったなら、次は「イノベーションの目標」である。ドラッカーは、それについては三種類あると説いていた。そしてそれについても、やっぱりはるちゃんは一つ一つ自分に当てはめて解釈していく。
そうしてドラッカーは、第一章を締めくくる言葉として、「戦略計画」について述べる。
戦略計画とは何か。それは、
1. リスクを伴う起業家的な意志決定を行い
2. その実行に必要な活動を体系的に組織し
3. それらの活動の成果を期待したものと比較測定する
という連続したプロセスである、と。
はるちゃんは、そのプロセスに則って、自分なりの戦略計画を立ててみる。
はるちゃんには、一つの閃きがあった。それは、アメフト部のみんなが、アメフトをするだけではなく、それ以外のことをしてみてはどうか――というものである。そして、それをすることによって、新しい感動というとものを人々に与えていくのはどうか――ということだ。
それは今や、一つのアイデアとして結実しつつあった。
そのアイデアとは、練習の中に、ボランティア活動を取り入れるということであった。例えば週に一度は、アメフトをするのではなく、何かの手伝いや、清掃活動や、老人ホームの訪問といった、地域のために何か貢献できる活動をするということであった。
このアイデアには、三つの目的があった。
一つは、そのボランティア活動そのもので人々に感動を与える、ということ。これは、これまでのアメフト部にはなかった感動だから、イノベーションになる。
二つ目は、ボランティア活動を通じて、地域の人々と交流できる、ということ。これは、顧客の求めるものを知るマーケティングにもつながるし、これまでにないアメフト部と顧客との関わり方ということで、「製品を市場に持っていくまでの間におけるイノベーション」にもなるだろう。
そして三つ目は、アメフト以外のことで感動を与え、地域の人々とより深い交流を持ったアメフト部の選手たちが試合をすることで、アメフトにおいても、これまで以上の感動を与えられるのではないか、ということだった。
例えば、地域の人が同じアメフトを見ても、見知らぬ選手がしているのと、深い交流のあった選手がやっているのとでは、受け取る感情が大きく異なってくるはずだ。それは、「製品とサービスにおけるイノベーション」につながるはずだ。
はるちゃんは、自らのそのアイデアに、これまで生きてきた中で一度も味わったことがないほどの強いわくわくとした気持ちを覚える。しかし一方では、それを実現することの難しさにもまた思いを馳せ、暗澹たる気持ちにもさせられるのだ。
■マネージャーの誕生
「自分は、けっして人を管理する能力に長けているわけではない。愛想が良いわけでもないし、人付き合いが上手いわけでもない。短気でワガママなところがあるし、頭だって良くない。そんなわたしに、できるのだろうか……
ところが、そんな思いを抱えながら「マネジメント」を読み進めていた時だった。はるちゃんは、こんな言葉にぶつかる。
その言葉は、一つの啓示となってはるちゃんの心に突き刺さる。心を裏返されたような気持ちになり、呆然と立ちつくす。身体がブルブルと震え、その瞳からは大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。鼻の奥がつんとして、喉からは嗚咽がもれる。
「やるしか……やるしかないのだ!」
はるちゃんはそう決意する。そして自らの裡に確認したひとかけらの真摯さとドラッカーの本を味方に、一人のマネージャーとして――それは真の意味のマネージャーとして――アメフト部のマネジメントへと立ち上がる。
引用元文
■はじまり
もしX3の女子マネージャー(名前は仮にはるちゃんとしよう)が、ドラッカーの「マネジメント」を読んだら、彼女はきっと驚くだろうな。なぜなら、そこには彼女が所属するアメフト部と、彼女自身のことが書いてあるからだ。
「マネジメントなしに組織はない」
「マネジメントは企業だけのものではない」
「マネジャーをしてマネジャーたらしめるものは、成果への貢献という責務である」
「所属するアメフト部に何とか成果を出させたい。そのためには自分に何かできることをしたい」
そう考えていたはるちゃんは、この本が「自分のために書かれたもの」であることを確信する。だから以降、そこに書かれていることを脇目も振らず実践するようになる。
■アメフト部におけるマネジメントの役割
はるちゃんは、「マネジメント」を読み進める。するとドラッカーは、マネジメントには三つの役割があると説く。そこではるちゃんは、それらについて一つ一つ自分に当てはめて解釈していく。
1.「自らの組織に特有の使命を果たすこと」
はるちゃんはこれを、「ライスボウルに行くこと」と解釈する。
2.「仕事を通じて働く人を生かす」
はるちゃんはこれを、アメフト部に関わる全ての人――部員一人一人、監督やコーチ、そして自分を含めたマネージャーに至るまで――を生かすことだろうと解釈する。
3.「自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する」
はるちゃんはこれを、アメフト部を含めたアメフト部に関わる全ての人――会社関係者や父兄、あるいは地域の人々――に「夢と希望と勇気を与えること」だろうと解釈する。彼らに感動を与え、それを彼らの生きる力に変えてもらうことこそが、ドラッカーの言う「社会の問題について貢献する」ことだろうと確信する。
「だから……」とはるちゃんは思う。
「ただ勝つだけではダメなんだ。見る人に、夢と、希望と、勇気を与えられるような、正々堂々とした勝ち方でなければ……!」
■最初に実行すること
さて、そうして「マネジメントとは何か?」ということは分かった。ただ、それを実行するにはどうしたらいいのだろう?
しかし、それについて悩んだりする必要は全くない。なぜなら「マネジメント」には、ちゃんとそのことも具体的に書かれてあるからだ。
ドラッカーは言う。まず「われわれの事業は何か」を問えと。
そこではるちゃんは、それを自らに問うてみる。すると、そこで出てきた答は「アメフトをする」というものだった。
ところが、その先を読み進めてみると、
「『われわれの事業は何か』との問いに答えるには、顧客からスタートしなければならない」
「したがって『顧客は誰か』との問いこそ、ここの企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである」
と書かれていた。
「顧客!」
はるちゃんは愕然とする。これまでアメフト部に顧客がいるなどとは、つゆほども考えたことがなかったからだ。
しかし、彼女は考える。
ドラッカーがそう言うなら、それはきっとそうなのだろう……
そうして、彼女は生まれて初めて「アメフト部の顧客は誰か?」ということについて考える。
長い時間考えて、彼女はようやく、それについての答を出す。
アメフト部にとっての顧客――それは、「アメフトを見てくれる全ての人々である」と。
Xリーグ――特にライスボウルは、人々の注目があるからこそ成り立っている。アメフトを見てくれる観客がいて、はじめてあの熱い舞台が生み出された。そもそも、見てくれる人がいなければ東京ドームという大きな球場で試合をすることもなかったろうし、テレビや新聞にも取り上げられることはなかったろう。なるほど、全ては「顧客」があってこそなのだ。わたしたちの夢も、アメフトを見てくれる顧客がいたからこそ、はじめて抱くことができたのだ。
■アメフト部とは何なのか?
そういう考えに思い至ったはるちゃんは、大いなる興奮に包まれながら、なおも先を読み進める。
そんなはるちゃんに、ドラッカーは新たな質問をくり出す。
「顧客はどこにいるか。何を買うか」
それについて、はるちゃんはまたもや考える。
最初に、顧客がいる場所。
まずは、大会を見てくれる近隣地域だろう。でも、アメフトファンは日本中にいる。だから、日本国中ということも言える。
次に顧客が買うもの。
これの答は、比較的簡単だった。それは「感動」だ。
はるちゃん自身、アメフトを好きになったのも、そしてライスボウルに憧れるようになったのも、子供の時にライスボウルの中継を見て、それに感動したからだ。かつて自分がまだ「顧客」だった時に、アメフトで感動を「買った」のだ。
それらのことを踏まえたうえで、はるちゃんはあらためて「われわれの事業とは何か」と問うてみる。すると、出てきた答は最初のものと違っていた!
今度出てきた答は「感動を与える」というものだった。これまで、アメフト部は「アメフトをする」ための組織だとばかり思っていた。しかしそれは違っていた。アメフト部は、まず何より「感動を与える」ことが事業だった。アメフトではなかったのだ。それよりもだいじなものがあったのだ!
■アメフト部におけるマーケティングとイノベーション
はるちゃんは、目眩にも似た衝撃を受けながらも、さらに読み進める。
次にドラッカーは、「企業の目的」を説明する。彼はそれを「顧客の創造」だと説いた。そして企業は、この目的を果たすために、二つの基本的な機能を持つと言う。それが「マーケティング」と「イノベーション」だった。
ドラッカーは、この二つに対してさらに突っ込んだ説明をする。
まず「マーケティング」。
ドラッカーは、「マーケティング」とは、「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問うことであると言う。
そこではるちゃんは考える。
われわれが売りたいのは……それはアメフトだろうか? でも顧客が買いたいのは、さっき考えた「感動」だろう。だから、なるほど、そうか。それを知ることが、マーケティングということなのだな。
次に「イノベーション」。
「イノベーション」とは、「新しい満足を生み出す」ということだとドラッカーは教えてくれる。彼は言う。成長なくして前進なしと。マネジメントは、常に何か新しい価値を生み出していかなければならないと。
そうなのか、とはるちゃんは思う。わたしが味わったような感動を、再現するだけではダメなんだ。それは追求しながらも、それとは別の、またもっと何か新しい価値を生み出していかないと、わたしたちは前進することができないのだな。
イノベーションについても、はるちゃんはこれまで全く考えたことがなかったので、この時は価値観を揺すぶられるような、見慣れた景色が昨日までとは全く違って見えるような、そんな不思議な感覚を覚える。
■アメフト部の新たな目標
さて、アメフト部が何かというのは分かった。また目標が何かと言うこともはっきりした。そうなると、今度は「目標」を立てることである――ドラッカーの本にはそう書いてある。
そこではるちゃんは、それに従ってアメフト部の具体的な目標を立てることにする。
まず立てるのは「マーケティングの目標」である。
これについては、「集中の目標」と「市場地位の目標」を決めろと、ドラッカーは言っている。
「集中の目標」というのは、自分たちが注力するところをはっきり決めろということである。そしてその注力をするところ決めるために「われわれの事業は何か」を問えと言ったのだ。
だから、注力するところはもう決まった。それは、「見る人に感動を与える」ということだ。今日からアメフト部は、そのことを目標に活動していく。
もう一つの「市場地位の目標」。これは、何も一番を目指すことがベストではないと、ドラッカーは言う。
「市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である」
なるほど……であるなら、何もライスボウル優勝というのを目標とする必要はないのかも知れない。今の私たちにでき、なおかつ求められるものの中で、「最大」ではなく「最適」の感動を与えること――それが、わたしたちの「市場地位の目標」ということになるのだろう。ただ、それだけでは具体性に乏しいので、ここはやはり「X3最強」ということにしよう――と、はるちゃんはそう決めるのだった。
「マーケティングの目標」が立ったなら、次は「イノベーションの目標」である。ドラッカーは、それについては三種類あると説いていた。そしてそれについても、やっぱりはるちゃんは一つ一つ自分に当てはめて解釈していく。
1.「製品とサービスにおけるイノベーション」
これは、アメフト部がもっと感動を与えられるような存在になるということだろう。それも、これまでにはなかった「新しい感動」だ。
2.「市場におけるイノベーションと消費者の行動や価値観におけるイノベーション」
これは、「感動以外のものを与える」ということではないはずだ、とはるちゃんは考える。感動を与えることは与えるが、その種類がこれまでとは違っているということだ。これまでは、溌剌としたプレーや最後まで諦めない真剣な姿が感動を与えていた。しかし今度は、それとはまた別の、もっと新しいアプローチで感動を与える必要がある。「それは何かな?」と、はるちゃんは考えてみる。そして、もしかしたら「思いやり」や「やさしさ」であるかも知れないと思い至る。
3.「製品を市場に持っていくまでの間におけるイノベーション」
アメフトは、今まで直接球場に来るか、新聞、テレビなどのメディアでしか接することのなかったものだけれど、それ以外の方法で人々に伝えるということだろうか。これも、やっぱり今まで一度も考えたことがなかった――と、はるちゃんは再び、ちょっと呆然とさせられる。
■アメフト部の戦略計画
そうしてドラッカーは、第一章を締めくくる言葉として、「戦略計画」について述べる。
戦略計画とは何か。それは、
1. リスクを伴う起業家的な意志決定を行い
2. その実行に必要な活動を体系的に組織し
3. それらの活動の成果を期待したものと比較測定する
という連続したプロセスである、と。
はるちゃんは、そのプロセスに則って、自分なりの戦略計画を立ててみる。
はるちゃんには、一つの閃きがあった。それは、アメフト部のみんなが、アメフトをするだけではなく、それ以外のことをしてみてはどうか――というものである。そして、それをすることによって、新しい感動というとものを人々に与えていくのはどうか――ということだ。
それは今や、一つのアイデアとして結実しつつあった。
そのアイデアとは、練習の中に、ボランティア活動を取り入れるということであった。例えば週に一度は、アメフトをするのではなく、何かの手伝いや、清掃活動や、老人ホームの訪問といった、地域のために何か貢献できる活動をするということであった。
このアイデアには、三つの目的があった。
一つは、そのボランティア活動そのもので人々に感動を与える、ということ。これは、これまでのアメフト部にはなかった感動だから、イノベーションになる。
二つ目は、ボランティア活動を通じて、地域の人々と交流できる、ということ。これは、顧客の求めるものを知るマーケティングにもつながるし、これまでにないアメフト部と顧客との関わり方ということで、「製品を市場に持っていくまでの間におけるイノベーション」にもなるだろう。
そして三つ目は、アメフト以外のことで感動を与え、地域の人々とより深い交流を持ったアメフト部の選手たちが試合をすることで、アメフトにおいても、これまで以上の感動を与えられるのではないか、ということだった。
例えば、地域の人が同じアメフトを見ても、見知らぬ選手がしているのと、深い交流のあった選手がやっているのとでは、受け取る感情が大きく異なってくるはずだ。それは、「製品とサービスにおけるイノベーション」につながるはずだ。
はるちゃんは、自らのそのアイデアに、これまで生きてきた中で一度も味わったことがないほどの強いわくわくとした気持ちを覚える。しかし一方では、それを実現することの難しさにもまた思いを馳せ、暗澹たる気持ちにもさせられるのだ。
■マネージャーの誕生
「自分は、けっして人を管理する能力に長けているわけではない。愛想が良いわけでもないし、人付き合いが上手いわけでもない。短気でワガママなところがあるし、頭だって良くない。そんなわたしに、できるのだろうか……
ところが、そんな思いを抱えながら「マネジメント」を読み進めていた時だった。はるちゃんは、こんな言葉にぶつかる。
マネジャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。マネジャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。
その瞬間、一筋の電光がはるちゃんの身体を貫いた。
その言葉は、一つの啓示となってはるちゃんの心に突き刺さる。心を裏返されたような気持ちになり、呆然と立ちつくす。身体がブルブルと震え、その瞳からは大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。鼻の奥がつんとして、喉からは嗚咽がもれる。
「やるしか……やるしかないのだ!」
はるちゃんはそう決意する。そして自らの裡に確認したひとかけらの真摯さとドラッカーの本を味方に、一人のマネージャーとして――それは真の意味のマネージャーとして――アメフト部のマネジメントへと立ち上がる。
引用元文
2009年12月4日金曜日
#28 It's 『Show T』 Time 2009 Autumn
送信者 Seagulls 2009 |
現在X3キャッチング回数リーディングレシーバーの#28 『Show T』。最終戦もこの勢いで元オールジャパンの肩書きを持つビッグネーム達をひれ伏さす。『お前らたいした事ないやん!』
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