もう一度アメフット日本一に 旧オンワードオークス 相模原RISE始動
昨年十二月に解散した社会人アメフットチーム「オンワードオークス」が、相模原市をホームタウンとする新チーム「相模原RISE(ライズ)」として再出発することが十四日、発表された。同市の練習場で再始動した選手らは「地域とともにもう一度日本一を」と決意を誓った。
オークスは過去二回の日本選手権優勝を誇る名門だが、昨年十二月に支援企業の業績悪化で解散した。約七十人いた選手のうち約六十人が残留し、チーム存続の手段を模索。コーチやスタッフをボランティアで募り、活動再開にこぎ着けた。
新チームは特定企業に依存せず、フラッグフットボールやアメフットなどの指導が受けられる会費制のクラブ員「ライズメイト」を募集。さらに協賛金とファンクラブ収入などでの運営を目指す。
選手も兼任する石井光暢代表は「二十八年間練習場を構え、相模原には愛着がある。地域を支え、地域に支えられる活動をしたい」と抱負を述べた。
八月ごろに特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を受け、街の清掃活動などの社会貢献活動を展開する予定。相模原市の加山俊夫市長は「練習場の確保など、できる限りの支援をしたい」と話した。
解散発表後、チーム存続を願うファンからは、一カ月で三万八千人分の署名が寄せられていた。チームのチアリーディングをしている高堀彩加さん(21)=厚木市=は「これからも応援できることになり、本当にうれしい」と話していた。 (樋口薫)
東京新聞より引用
SAGAMIHARA RISE公式サイト
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